痛くない虫歯治療
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痛み・削り・抜歯を極力回避したお口環境に優しい虫歯治療
歯医者さんに対して抱くイメージの中に「痛み」という要素があると思います。キーンという歯を削る音と共に、「歯医者さん=痛い」という先入観が多くの人の記憶の中に刷り込まれているのでしょう。かつては、歯科治療は一定程度の痛みの上に成り立っているものでした。しかし近年の歯科治療では、痛みを極力取り除いた治療が可能となっています。また、お口環境を守るという保存治療の考え方が浸透し、歯を極力削らずにできるだけ抜かない治療も実施されています。当院はこれらをすべて取り入れ、痛み・削り・抜歯を極力回避した歯科治療が可能となっています。
【ちよだの森歯科診療所式】9つの微痛虫歯治療
ちよだの森歯科診療所では、虫歯治療において痛みを軽減できるように9つの方法を取り入れています。完全に痛みをゼロにまで抑えることはできませんが、従来の歯科治療と比較した場合驚くほど痛みの少ない治療が可能となっています。ぜひ当院の微痛虫歯治療をご体験ください。
① ドリル不使用のヤグレーザー治療
初期の虫歯に対して非常に有効なもので、レーザー機器を使用して患部を治療するものです。出血や痛みをほとんど感じることなく天然の歯に対するダメージを最小限度に抑えることができます。レーザーには殺菌・止血・消炎などの効果があります。
② 塗り込む麻酔で刺す痛みを緩和
歯科治療では麻酔注射をすることが多く、麻酔が効く前の注射自体の痛みを気になさる患者さまもおられます。当院では、まず歯肉に塗り込むタイプの表面麻酔を実施し、その後麻酔注射を行なうという流れになるため、注射針が刺さる痛みを回避できます。
③ 極細注射針(33G)の使用
注射針の太さは、注射の際に感じる痛みの大きさを左右する一つの要因となっています。当院では、歯肉と針との接点を極力少なくできる超極細の注射針を採用しています。このため、麻酔を施す際に痛みの発生原因を最小化することが可能となります。
④ 電動麻酔器での適切な加圧
麻酔注射の際に痛みをもたらす要因の一つに、麻酔液が歯ぐきの中に浸透する時の圧力が考えられます。当院は、電動麻酔器によって麻酔液を浸透させる際の加圧を一定に保てるようにしていますので、急な加圧による不必要な痛みを退けることができます。
⑤ 拡大視野環境での低侵襲治療
当院では、マイクロスコープや拡大鏡を使用して治療の際に十分な視野を確保できるようにしています。虫歯組織と正常組織の境目を正確にとらえることも可能になりますので、無駄な削りを避け、痛みの発生原因自体を最小限度に抑えることができます。
⑥ 超極細ドリルの採用
歯科治療の際のドリルにも太さや回転速度などに違いがあります。当院は選択できるドリルの中で最も細いドリルを採用していますので、健康な歯を削ってしまうようなリスクを退けることができ、同時に痛みの発生自体を抑えることも可能になります。
⑦ 5倍速の切削機
歯を削る時に生じる「キーン」と響く音は、痛みをより大きく感じさせる要因になっているとも言われています。当院は、通常の切削機と比較して「5倍の速度」で回転するものを採用していますので、発生する音や振動が伝わりにくくなっています。
⑧ プロフェッショナルな麻酔の打ち方
麻酔注射の際には、痛みを感じにくくするプロフェッショナルな打ち方というものがあります。針を刺す際に粘膜に針を優しくあてがうようにすることで、歯肉に対して大きな圧力がかからないようにすることができ、余計な痛みを生じなくさせられます。
⑨ 予防歯科との連携&強化
当院では、各患者さまのカウンセリングや治療の際に「予防歯科の価値」を無理のない形でお伝えしております。
定期検診で歯のクリーニング習慣をお持ちいただくことで、そもそも治療や痛みの発生原因自体を作らなくて済むようにご案内しています。
【ちよだの森歯科診療所式】削りを回避する6つの歯科治療
虫歯治療においては、まったく削らずに治療を完結させることは困難ですが、極力削らずに治療を行なうことは可能です。当院は具体的に6つのアイデアを取り入れ、極力患者さまの天然歯をそのままの形で残せるような歯科治療を追求しています。
① マイクロスコープと拡大鏡の活用
歯科治療で多く行なわれる削るという治療も、視界を適切に確保した場合必要最小限度で押さえることができます。「マイクロスコープ」を活用すれば、肉眼と比較して40倍程度の視野確保が可能となり、無駄な削りを回避することができます。
② エキスカでの細やかな調整
歯の切削機(タービン)のみで虫歯箇所を削っていると、健康な歯質まで削ってしまうケースもあります。当院は最初にタービンを使用し、その後「エキスカ」と呼ばれる耳かきに似た特殊器具を使い、治療の際に削りすぎない処置を講じています。
③ 超極細ドリルの活用
歯を削る際のドリルにもサイズの違いがあります。太ければ大きく削れ、細ければ天然の歯に対する侵襲率も下がります。当院の歯科治療では極細ドリルを採用しているため、天然の歯をなるべく傷つけないという治療が可能となっています。
④ MTAセメントの活用
初期の虫歯に対しては、虫歯を削らずに抗生物質や抗菌剤の混ざった「歯科用セメント」を詰めて蓋をするという治療法もあります。当院はこのMTAセメントでの治療法を積極的に活用し、極力削らずに虫歯を治すという治療を行なっています。
⑤ ウ蝕検知液の活用
「ウ蝕検知液」という歯科用の特殊な液を活用すると、虫歯組織だけを赤く染め上げることができます。これを治療の際に活用することで、虫歯箇所と健康な歯の境界をはっきりさせることができ、健康な歯の削りすぎを避けることができます。
⑥ 予防歯科の推奨
歯を削ることを回避する最善の方法は、虫歯や歯周病にならないようにお口環境を守ることです。当院は、予防歯科を積極的に推奨し、定期検診での歯のクリーニングをオススメすることで削る必要性自体を取り除けるようにしています。
【ちよだの森歯科診療所式】抜歯を回避する6つの歯科治療
患者さまの天然歯を可能な限り抜かないという治療を確立するため、当院は具体的に次のようなアイデアで歯科治療を実施しています。また既に抜けている歯についても、ご自分の歯の移植なども検討し、できる限り天然環境の再現に努めています。
① マイクロペリオ治療
歯周病(ペリオ)治療において、マイクロスコープを活用することで細部に渡った丁寧な歯石除去が可能になります。抜歯原因の第1位に君臨しているのが歯周病ですので、精密な歯周病治療「マイクロペリオ」によって歯を残す治療が可能になります。
② マイクロスコープ精密根管治療
虫歯治療において、歯の神経部分「根管」をくまなく滅菌する際にマイクロスコープは大きな役割を果たします。特に根管内部は細いだけでなく、暗くて湾曲しているため視界の確保が必須です。虫歯再発リスクを下げられますので抜歯の回避に繋がります。
③ ラバーダムの使用
重度虫歯の根管治療では細菌感染の防止が重要です。ラバーダムと呼ばれる薄いゴム製のシートを被せることで、唾液等による細菌感染を防止することができます。細菌を完全死滅させた上での根管封鎖処置が可能となり、虫歯の再発からの抜歯リスク回避に繋がります。
④ 歯根端切除術や歯の再植術に対応
歯根の先端部分に膿が発生したり折れてしまっている場合は、抜歯を選択するのが一般的です。当院は歯根の一部を切除する「歯根端切除術」や、一度その歯を抜歯した後に再度歯科ボンドで接着して戻す「歯の再植術」なども取り入れ、極力歯を残す方向で調整しています。
⑤ メチレンブルー染色液の活用
歯根にヒビが入っている場合、根管治療で適切に滅菌処置を施しても、そこにあるヒビからの細菌感染で、虫歯の再発→抜歯という流れが生じてしまいます。この歯根のヒビを正確に把握するため、当院はメチレンブルー染色液を活用し、歯根破折を見逃さない策を講じています。
⑥「自家歯牙移植」という復元方法
当院は抜けてしまった歯を補う方法として、積極的に天然歯を使う「自家歯牙移植」をご提案しています。インプラントやブリッジを選択する前に、ご自分の親知らずなどで自然なお口環境を維持できないかを検討させていただき、天然歯というベスト素材で咀嚼機能の回復を図ります。
群馬県邑楽郡で痛くない虫歯治療をお求めの患者さまへ
ちよだの森歯科診療所では、従来の虫歯治療と比較して驚くほど痛みの少ない微痛治療が実現できます。また、痛みを取り除くだけではなく「行き過ぎた削り」や「安易な抜歯」をも回避し、患者さまにとって優しく快適な歯科治療が可能となっています。これまで「痛み」という先入観から歯科治療をお避けになってこられた方は、ぜひとも当院の痛くない虫歯治療をご選択いただき、お口環境の改善にお努めください。