矯正歯科

歯列矯正の重要性

歯並びの悪さの影響

歯並びがデコボコしていると歯磨きがしにくく、歯をしっかり磨いているつもりでも汚れが残りがちになります。
磨き残しが増えると細菌が口の中で繁殖し、虫歯や歯周病の原因になります。また、かみ合わせのバランスも乱れがちになり、噛みにくさや消化不良を引き起こす恐れもあるのです。 以下のようなお悩みは、矯正治療を通じて改善が可能です。歯並びとかみ合わのバランスを正しくし、より健康な毎日を手に入れましょう

  • 歯磨きのしにくさや磨き残しによる虫歯・歯周病のリスク
  • かみ合わせが安定せず咀嚼機能が低下する
  • 発音に支障をきたす恐れがある
  • 見た目のコンプレックスが心身のストレスになりやすい

このような歯並びの
トラブルをお持ちでは
ないですか?

乱れた歯並びにはいくつかの種類があります。専門的には「不正歯列」と呼ばれますが、次のようなものが比較的多く見られる不正歯列です。矯正治療によって、これらの歯並びを改善することが可能です。

  • 出っ歯

    日本人の歯並びのお悩みでも比較的メジャーなものです。上の前歯が下の前歯よりも前方に突き出し、お顔の印象に強い影響を与えます。

  • 開咬

    奥歯が噛み合った時に前歯が噛み合わず上下に隙間が生じてしまうものです。オープンバイトとも呼ばれ、常に口が空いた状態になります。

  • 受け口

    出っ歯とは逆の症状で、下の歯が上の歯よりも前方に突き出しているものです。上の歯が削れてしまうというリスクもあります。

  • 叢生(そうせい)

    乱杭歯(らんぐいば)とも呼ばれ、生える方向が乱れて歯が重なって生えてしまうものです。犬歯が飛び出ている八重歯も叢生の一種です。

  • 空隙歯列(くうげきしれつ)

    「すきっ歯」とも言われ、発音面の影響や口を開けた際に目立つというデメリットもあります。歯列矯正では比較的容易に治療できます。

  • 過蓋咬合(かがいこうごう)

    表記からも想像できるように、噛み合わせが強く出すぎている症状です。ちょうど開咬とは真逆の症状で、歯の擦り減りが懸念されます。

当院の矯正治療について

  • 01歯列矯正を専門とする医師が治療を担当

    当院では、矯正治療の専門医がお子さまの歯並び治療から大人の歯列矯正までを担当しています。矯正治療を実施できるとされる歯科医師は、歯科医全体の10万人に対しておおよそ2万人程度と言われています。この2万人の矯正対応可能医師に対して、矯正治療の向上を目指す学会に所属し、そこで認定医ライセンスを取得している矯正治療のスペシャリストは約3000人程度に過ぎません。

    矯正治療を行なえる歯科医師の中の僅か15%という限られた逸材が、当院であなたの歯列矯正を担当させていただきます。

  • 02非抜歯矯正にも対応

    矯正治療と聞くと、その途中で歯を抜いたりして整える・・・というのに不安のある方もいらっしゃるかもしれません。
    当院ではディスキングという方法を使い、出来る限り歯を抜かずに矯正する「非抜歯矯正」を目指しています。

    非抜歯矯正について
  • 03目立ちにくい矯正装置にも対応

    当院の矯正治療では、ワイヤーやブラケットに歯の色味に使い透明色を採用した目立たない矯正治療が可能です。矯正のメカニズム自体は従来のものと同様ですが、目立つという矯正治療のデメリットを視覚的に補えるため、多くの患者さまに喜ばれています。

    • 従来のブラケット

    • 当院の目立たない
      クリアブラケット

歯を抜かない「非抜歯矯正」で咀嚼機能を維持

  • 当院では、矯正治療の際に極力、抜歯を回避する「非抜歯矯正」を推奨しています。
    ただ歯列という見た目の美しさだけでなく、噛み合わせという咀嚼機能に悪影響を及ぼさないように配慮しています。特に前から4つ目の小臼歯については、咀嚼機能上とても重要な役割を果たします。抜歯を回避しながらスペースを確保するのが矯正歯科医の腕の見せ所ですが、概ね次のような2通りの方法があります。

  • 歯を遠心移動させてスペースを確保

    奥歯を喉側へ移動させる方法を「遠心移動」と言い、歯のスペースを確保する際に非常に有効な手段とされています。

    方法としては、インプラントを埋め込んでそこを軸にして奥歯を移動させたり、マウスピース型の矯正装置で徐々に移動していくという手段が考えられます。奥歯をさらに奥へ移動できるため、抜歯をせずとも十分なスペースが確保されます。

  • エナメル質を削ることによるスペースの確保(ディスキング)

    人の歯の表面は薄いエナメル質(約1~2mm)で覆われています。このエナメル質に焦点を当て、歯の側面を少しずつ削ることで、その全体効果としてスペースを確保する方法があります。

    IPRやディスキングと呼ばれるこの処置で、エナメル質の厚み全体の3分の1以下(約0.2mm~最大0.5mm程度)を削り、歯を動かせるスペースを確保するものです。

  • ディスキングを使った矯正治療5つのメリット

    • 矯正治療の後、歯列が戻ってしまう「後戻り」がしにくい
    • 抜歯を含めて処置する場合に比べ、短時間で簡単な治療となる
    • 歯の側面に軽度の虫歯がある際には、虫歯ごと除去できるケースもある
    • 歯と歯の隙間に生じててるブラックトライアングルを目立ちにくくさせられる
    • あともう少しのスペースがあれば…といったケースでは、抜歯矯正を回避する一つの手段になる

ディスキングについての注意点

本来的には、歯質を削るという処置は行なわないに越したことはありません。ただし、削るエナメル質の量を最大でも0.5mmという厳格な基準でコントロールしていれば、臨床報告上も歯の健康や寿命を損なう心配はないとされています。歯の並ぶスペースをあと少し確保したいようなケースでは、比較的頻繁に採用されている手段となります。もちろん強制的な選択ではございませんので、セカンドオピニオンなどを活用してご判断いただければと思います。

大人の歯列矯正にも
対応しております

成人以降に歯列矯正を考える場合、最も注目を集めるものに「短期間の治療」と「目立たない歯列矯正」というテーマがございます。

当院は、患者さまのご希望に沿えるように様々な矯正治療が実施できる技術と設備を整えています。患者さま一人ひとりのライフスタイルの中で、無理なく快適に実施できる矯正治療法をご提案させていただきますので、ぜひお気軽に当院の無料相談へお越しください。

矯正治療においての注意点

  • 治療の経過状況次第では、計画通りに歯が移動出来ない場合がございます。
  • 装置を取り外す際に、歯面を傷つける(エナメルクラック)リスクがございます。
  • 矯正治療後は、保定装置を使用しないと歯が後戻りする可能性がございます。
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