小児歯科・小児矯正

小児歯科のあり方

  • 子どもたちのため、歯の健康のためにできること

    小児歯科をご受診する際に意識していただきたいことは、「今現在のお口の環境だけではなく、将来できあがる状態を見据えた治療が行なえているかどうか」です。
    ちよだの森歯科診療所では、常に動き続けているお子さまの歯について、未来を見据えた治療を心掛けていますので、お子さまの将来的なお口の健康を提供するというお手伝いが可能です。

  • まず歯医者さんを好きになってもらうことが大切です

    お子さまを迎える小児歯科として意識しておくべきは、お子さまが歯医者さんを好きになってもらうような接し方をすることです。
    虫歯の治療などでは大人の治療方法と異なる要素はありませんが、その治療に行きつくまでの道のりに細やかな配慮が必要です。お子さまが違和感なく当院をご利用になり、将来のお口の環境にもプラスの効果が生まれるような4つの工夫をご紹介します。

  • すぐに治療しない

    初めて当院を訪れたお子さまの場合、痛みが強く出ているようなケースを除いてすぐに治療を実施しないように努めています。お子さまとごく自然な話をし、会話の流れの中で治療器具などに触れてもらい、歯医者さんという存在が違和感なくお子さまの中に馴染むように配慮しています。

  • お子さまにも治療内容を伝える

    歯の治療で何をどうするのかについては、親御さまだけでなくお子さまにも簡単にわかるようにご案内します。歯の模型などを触りながら、治療せずに放っておくとどうなるのかをご紹介し、自分から歯を大切にしようという前向きな気持ちが生まれるように調整しています

  • 保護者同席での治療のお願い

    治療を実施する際には、できる限り親御さまに同席していただくようにご案内しています。お子さまの心理的な安心感に加え、親御さまの立場でお子さまの歯の健康状態をより強く意識していただくきっかけにもなります。ご家族全体でホームケアを頑張れる土台作りとしての効果もあります。

  • 咬合誘導のご提案

    お子さまの歯の治療を実施する中で、歯並びを適切な方向に向ける「咬合誘導(こうごうゆうどう)」についてもご案内しています。小さなマウスピースのようなもので初期の矯正治療のようなものですが、今問題なくても後々乱れてしまうといったリスクを回避する効果があります。

健康な口もとを作るポイント

  • 01感染源を作らない

    お子さまが虫歯になってしまう原因は、お口の中に虫歯菌が住みついてしまうためです。実は生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌が存在していません。食べ物の口移しや同じスプーンを介したお食事などで虫歯菌が移動してしまうとされています。このようなリスクにも配慮し、まず保護者の方がお口の環境を清潔に保つように注意していただくことが大切です。

  • 02お子さまの抵抗力の強化

    虫歯という症状は、突き詰めて考えれば細菌感染です。普段風邪にかかってしまうタイミングを意識していただければわかりますが、体の抵抗力が衰えている際には虫歯への感染リスクも高まってしまいます。常に一定程度の抵抗力を正しく維持できるように、バランスの良いお食事を整えてあげてください。お子さまの免疫力を栄養面で強化する意識が大切です。

お子様の歯を守るには

お子さまのお口の環境を健康な状態にキープするためには、自宅でのブラッシング習慣と歯科医院でのいくつかのサポートがポイントになってきます。当院が実施している3つの予防処置についてご確認ください。

  • フッ素塗布

    フッ素は歯質を強化する働きがあり、虫歯予防に役立ちます。歯科医院のフッ素コーティングは、市販の歯磨き粉に含まれるフッ素と比較しても高濃度であるため、より高いレベルの歯質強化に繋がります。

  • シーラント法(溝埋め)

    シーラント法とは、歯科用の樹脂素材で奥歯などの細かな溝を埋めるという処置方法です。細かな溝がなくなれば、食べかすなどが残される可能性も低くなるため虫歯になるリスクが大幅に低減します。

  • TBI(歯磨きレッスン)

    TBIとは、teeth blushing instructionのことで、適切な歯磨き指導のことを指します。子どもの頃に正しいブラッシング習慣を確立し、生涯に渡りお口の健康を保てるようにしましょう。

妊娠期の歯科治療

ちよだの森歯科診療所から妊婦さんへのご案内

今現在妊娠されている方、また近く妊娠予定をお持ちの女性は、ぜひ「ちよだの森歯科診療所」でお口の診察をお受けください。

日本人の約80%は「歯周病」に罹っているという報告があり、歯周病に罹っている場合、歯ぐきの血管を通して体内に歯周病菌が巡ってしまうという事実があります。この影響で妊婦さんで歯周病を患っている場合には、「低体重児出産」や「早産」のリスクが高まると言われています。

当院はできる限り全てのママさんに健やかなお子さまが授かるようにお手伝いさせていただきたいと考えています。ぜひ「お口の環境から整える妊娠準備」をご選択ください。

当院は妊婦さんや妊娠予定の女性を全力サポートします

産まれてすぐの赤ちゃんは、ママの母乳を中心として栄養を摂取します。このお母さまの母乳は、妊娠する前の食生活の影響も受けますので、妊娠や出産のご予定がある場合、食生活の面でも注意するようにしてください。
当院は栄養バランスなども含め、妊婦さんや妊娠予定の女性を全力でサポートしています。

小児矯正について

  • 小児矯正の重要性

    お子様を対象に行う小児矯正は、乳歯が生えてきたタイミングや永久歯が生え揃う前後など、お子様の成長に合わせて治療を行います。
    乳歯と永久歯が混ざり合いながら生えている間は、顎の骨が成長中で軟らかく、顎の大きさやお顔の左右のバランスをコントロールし、歯並びやかみ合わせの改善が可能です。
    また、歯並びが整うと歯磨きもしやすくなり、磨き残しが減ると虫歯や歯周病の予防も期待できます。さらに、見た目の美しさはもちろん、咀嚼機能の向上で消化・吸収も良くなり、お子様の健やかな成長にもつながります。
    将来のお口と全身の健康を維持するためにも、お子様の歯やお口で気になることがあれば、当院の小児矯正をぜひご利用ください。

  • 小児矯正のメリット・デメリット

    • Meritメリット

      • できるだけ歯を抜かずに治療できる
      • 成人矯正よりも痛みを抑えながら歯並びを整えられる
      • 歯並びを綺麗に整えたうえで思春期を迎えられる
      • 将来の虫歯予防が期待できる
      • 費用を抑えながら治療に取り組める
    • Demeritデメリット

      • 顎の成長に合わせて治療する結果、一時的に歯並びが悪くなる可能性がある
      • 骨格に問題がある場合は、大人になってから再治療が必要になるときがある
      • ご自身で装置の付け外しを行う矯正治療の場合、本人が治療に協力的でないと治療効果が得られにくい
      • 矯正装置が原因で磨き残しが出やすく虫歯のリスクが高まる
      • 歯の根が溶けていく歯根吸収が起こる恐れがある

当院の小児矯正

当院が採用する「コンビネーション小児矯正治療法」

ちよだの森歯科診療所では、お子さまの矯正治療を実施する際に「拡大床」と「ワイヤー」を組み合わせた「コンビネーション矯正治療」を積極的に採用しています。ワイヤーだけの矯正治療では、ブラッシングの難しさによる虫歯リスクの高まりが懸念され、拡大床のみでは非常にコストが高くついてしまうという問題もあります。このため、両方の良い部分を取り入れ、コストを緩やかに抑えて適切な強制力を確保でき、虫歯リスクも極力回避できる「コンビネーション矯正治療」を採用し、無理なく快適に矯正プランが立てられるように配慮しています。

  • 拡大床矯正装置

    顎を広げ、歯が並ぶためのスペースを確保することを目的にした矯正装置です。必要に応じて取り外しが自由であり、お子様のストレスや体にかかる負担を減らした矯正が可能です。

  • ワイヤー

    ブラケットという金属の装置を歯の表面に取り付け、間に通したワイヤーの力を利用して歯並びを整えていきます。顎の成長をコントロールしながらの矯正が可能で、お子様の成長に合わせて治療を進めていきます

  • マウスピース(ムーシールド)

    受け口のお子様を中心に、主に睡眠時にのみ装着していただきます。お口周りの筋肉が鍛えられ、舌の位置取りや口呼吸の改善が期待できます。

子どもの歯並び改善においての注意点について

  • 治療開始時や装置の調整直後は、装置の違和感をはじめ、矯正に伴う鈍痛を強く感じる場合がございます。
  • 症例によっては、長期的な治療期間が必要となる場合がございます。
  • 取り外しが出来る装置は、装着時間を守らなければ計画通りに治療が進まない場合がございます。※ご家族がしっかりサポートしてあげましょう。

キッズスペースも
ご用意しています

できるかぎり歯医者さんへ通うことにストレスや恐怖心を持つのを防ぐためにもお子様には通院して楽しいと思ってもらえるような環境作りも大事です。
当院ではお子様の治療が始まるまでの間に、くつろいでいただけるキッズスペースもご用意していますので、ご安心ください。

当院について
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